「氣」について その2

代替医療, 自然医学, 自然療法

<生命>

自然医学誌に携わっていたころ、ハワイ在住の精神科医である甲斐睦興氏の原稿に、「科学やエビデンスというけれど、人が死んだときに外見上は何が違うのか。生命は目に見えないのに、目に見えないものは信じないというのはおかしい」と述べておられました。

病院では、人の死についてのそうした疑問は日常です。

何より不思議だったのは、血液ガス(血液中の酸素や二酸化炭素など)が生きていられないような数値なのに、お子さんがまだ小さく、入退院を繰り返して仕事をしておられる方がいらっしゃいました。

かと思うと、それほど状況は悪いと思えないのに、亡くなってしまう方もいらっしゃいます。

のちに、「エホバの証人」の信者のために世界で初めて無輸血開心術を実施された廣瀬輝夫博士のお話を伺ったとき、「私の手術が良いというよりは、宗教をもった人は心が強い」とおっしゃっていました。

さらに、「伝統医学をもちながら、それを否定したのは日本だけです」と、お話を伺うたびにおっしゃるのが印象的でした。

現代医学の歴史は約100年、大目に見てルネサンスの時代から数えても、せいぜい700年程度に過ぎません。

伝統医学は4~5,000年以上も前からあり、目に見えない生命力を宇宙(自然界)との調和(バランス)を保つことに求めています。

近年になって、現代医学が心の影響に気付き、医療氣功が世界的に注目されてきたのは、遅まきながら良い傾向だと思います。

愚かでも知恵のある人間が、失敗と反省を繰り返しながら数千年もかけて培ってきた医学は、やはり真実に近いのではないでしょうか。

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