「氣」について その5

代替医療, 自然医学, 自然療法

<氣の検出>

今から100年余り前、アメリカのスタンフォード大学医学部病理学教授・内科医のアルバート・エイブラムスは、腹部打診法の研究から、腹部の特定部位の打診音変化と特定の症状との相関関係を発見しました。

その後、健康な人に病変組織を持たせても同様の反応が現れることを発見し、エイブラムスはこれらの反応を「電子反応」と呼んでいます。

更なる研究から「生体反応には、細胞など物質の反応が起こる以前に、未知の波動に基づく何らかの生理的反応がある」と考えて、身体の電磁気的なエネルギーを生体情報として捉えたり調整する装置(ERA回路)を作り、診断と治療に多くの成果を上げたと伝えられます。

エイブラムスの死後、医学会に広く受け容れられることはありませんでしたが、彼の制作した装置に幾重もの回路を加えた改良がなされ、日本では故・中村國衛博士により、再現性や安定性、操作の面で格段に進歩したと見受けられる「PRA-NK型」が臨床応用されています。

PRA装置は、「何らかの非物質的な生命現象」を対象とし、身体の生物的反応としての精神電流反射を応用した機器で、量子物理が台頭した現在、中村博士はエイブラムスのいう「未知の波動」とは「個々の事象の背景に存在する何らかの量子レベルの波動的エネルギー現象」と述べておられます。

中村國衛博士がご存命であった2004年、第6回日本量子医学研究会(現・PRA臨床応用研究会)に自然医学の森下敬一博士が招かれ、私も仕事で同行したのですが、医師の方たちの臨床報告では次のような内容の感想が聞かれたと記憶しています。

「PRA装置で、器質的疾患として現れる以前の機能的段階の疾患を判定でき、早期対応が可能になった」

「薬剤や食物など、体に影響を与えるものの適不適を判定でき、診断のつかなかった症状の原因を特定できた」

「病気は、氣の変化 → 神経の変化 → 組織の変化 → 血液の変化 と進み、血液検査は進行過程の最終段階を観察しているが、PRAでは最初の段階で発見できる」

中村博士は、「氣功関連の文献を読んでいると、PRAの機能と共通することが多いことに驚かされる」との感想をお持ちだったようで、氣功治療との比較検討を行った論文では、「手法に違いはあるものの、診断と治療の機序の本質は同一ではないか」と考察されています。

PRA装置は医療機関にしか販売されず、この装置を利用した医療は「波動医療」と呼ばれて数々の成果を上げていますが、FDA(米国食品医薬品局)や厚生労働省は認知しておりません。

目に見えない世界であるために本物と偽物の判別は難しく、巷では「波動」を騙った商品やサービスが販売されるという詐欺まがいの現実もあります。

まだ着手されたばかりの、「量子と意識の関係性の研究」の進展が望まれます。

Post a comment