大根について その2

自然医学, 自然療法

大根療法をお伝えする場合、決して欠かしてはならないものがありますので、記しておきたいと思います。

自然医学のクリニックでは、婦人科系の疾患に必ず処方する必須療法でした。

それは「大根干場」といって、大根の葉を乾かしたものを使った腰湯です。

漢方薬局に行くと売っていますが、新鮮な無農薬大根が手に入ったとき、葉っぱを切って陰干しをして、カラカラになるまで乾燥させ保存します。

婦人科系を患ったとき、次の手順で実施します。

1、3株ほどの干葉をよく煮出し、煮汁をタライに入れ適当に薄めます。
2、冷めたら足し湯をして、なるべく高い温度に保ち10分以上の半身浴を行います。
3、生理の時を除いて毎日入ります。

足先の毛細血管と腰に集中している内臓の神経を温めることで、全身が温まります。

なぜか腰湯の方が効果があり、全身浴ではそれらの治療効果は望めません。

自然医学では主に子宮ガンの方に処方しておりましたが、その他の婦人科系はもちろん、冷え性、便秘、肝臓および腎臓疾患、痔にも良いとされています。

腰湯に使ったあとの大根葉は、お味噌汁に入れたり、炒めて醤油を垂らし御飯にまぶしても美味しくいただけます。

通常、葉物の野菜は体を冷やし、根菜類は体を温めるものなのですが、根菜類である大根は葉っぱであっても体を温める効果が高く、東北では郷土食として大切にされてきたそうです。

大根干場をつくって保存しておくと、寒い時に水で戻し煮物や味噌汁、炒め物にして召し上がると、冷え性・脱力・病弱の方に功を奏します。

どうぞ、大根葉も大切にしてあげてください。

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