老化について- 関節

生活改善, 老化

私たちの体は、きれいな血液が必要なだけ隅々に流れていれば、かなりの回復力があります。

きれいな血液をつくるのは食べ物ですが、どんなにきれいな血液が流れていても、体内の組織や分泌物は必要とされなければ、体は「無駄」と判断し修復をやめてしまいます。

東北大学医学部の上月正博教授だったと思いますが、「ヒトは、3日間絶対安静を続けると、3年分の筋肉が落ちる」とおっしゃっています。もちろん関節も然りでしょう。

関節のトラブルは、老化現象の中でも多くの方が経験されるようです。

特に女性は、子育てが終わるくらいの年齢までは女性ホルモンに守られており、その後、ホルモン分泌が急速に低下していくことで、骨粗鬆症や認知症、関節炎などに罹りやすくなってしまいます。

余談ですが、だからといってホルモン剤を常用すると、わずかに残された体内の女性ホルモン合成システムまで眠らせてしまうでしょう。

関節は使い過ぎれば傷みますし、使わなければ動かなくなりますので、いつも適度に動かして、軟骨成分が必要なことを体に知らしめ、合成してもらわなければなりません。

「運動は、早く始めれば始めるほど、老化を遅らせることができる」といわれています。

それを知りながらも、私が運動を始めたのは40代後半になってからです。
朝9時から夜8時まで机に向かい、食事もパソコンを打ちながらという生活を半年も続けたら、生まれて初めて腰痛になったのがきっかけです。

ヒトは二足歩行をするようになった代償として、腰痛という宿命的な病を得ることになりました。

私たちの体は、常に身を守るためにバランスをとろうとしますので、腰痛があれば必ず膝に負担が掛かり、膝が耐え切れなくなると、次に足首を痛めます。

捻挫などの損傷は別として、老化に備え、膝や足首の関節を健全に保ちたいなら、まず腰痛を起こさない努力をするのが合理的だと私は考えています。

体重過多の人は、適正体重にもどし、足腰の負担を減らすことが先決かも知れません。

痛みや辛さは体からの信号ですから、腰や膝か痛いときは体を休め、痛みが去ってから弱いところを鍛えてあげることをお勧めします。

症状が進んでいる場合、最初は無理をせず、お風呂やプールなど水中での軽い運動なら、体重の負担も減って膝の曲げ伸ばしが楽になります。

人骨というのは、理科の教室にある骸骨の標本のように、それ自身で立っていることはできません。
周りを筋肉に覆われることで立つことができ、筋肉を縮めたり伸ばしたりすることで、手足や首や背中を動かすことが可能になります。

筋肉と動きの関係、腰痛や膝痛予防に適した運動などについては、スポーツ関係の方はとてもよくご存知ですので、スポーツクラブはお勧めです。

専門知識のある方に教えていただき頭で理解すると、体の動かし方も違ってきますので、たぶん目的に叶った運動ができると思います。

腰を鍛えながら有酸素運動などを行っていれば、歳をとっても良い姿勢で歩けるのではないでしょうか。

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