老化について- 骨

生活改善, 老化

骨の老化というと、やはり骨粗鬆症でしょう。

体中のすべての細胞は、常に平衡を保ちながら入れ替わっています。

骨組織も例外ではなく、壊しては再生するという作業を絶え間なく繰り返しているのですが、年齢と共に壊す量に応じた再生が出来なくなって、だんだん密度が落ちてしまいます。
こうしてスカスカになった状態を、骨粗鬆症とよんでいます。

一旦スカスカになった骨密度を上げるのは至難の業ながら、現在の骨密度を落とさないようにするのは難しくありません。

私たちの体は、ビタミンやミネラルは例外を除いてほとんど合成することが出来ず、食べ物から摂らなければなりません。

ご存知のように、骨に必要なミネラルはカルシウムで、良質なカルシウムは小魚・桜エビ・海藻・大豆食品です。

ただし、カルシウムを摂ったとしても、カルシウムを吸収するためのビタミンD、骨にとり込むためのビタミンKが必要です。

もう1つ、現代栄養学で見落とされているのが天然塩です。
塩は細胞を引き締めますが、日本人の食卓で天然塩から精製塩に替わってから塩害が目立ち、減塩が盛んになったことで骨粗鬆症は急激に増えたと考えられます。

ビタミンDは、食べ物では干し椎茸などの乾物類のほか魚の干物などですが、日常的に日光に当たっていれば問題ありません。帽子や日傘を使用していても、照り返しの紫外線で事足りるはずです。

ビタミンKは、食べ物では何といっても納豆です。しかし、こちらも健康な成人で腸内環境が劣悪でなければ、腸内細菌が合成してくれますので不足することはまずありません。
ただ、納豆は万能食品ですから、好きな人はビタミンKに関係なく召し上がると良いと思います。

上記のように、骨代謝に必要な材料がそろっても、前回の関節の項と同様、体が必要だと判断しなければ再生を怠ってしまいます。

そこで、やはり運動です。どんなにカルシウムを摂取しても、体に縦揺れの負荷を与えなければ骨は強くなってくれません。

それも、トランポリンのようなフワフワしたものより、ドスドスと床や地面を蹴るのが良いと思います。

ジャンプや縄跳び、シコを踏むのも良いかも知れません。スポーツの好きな人はそれも楽しめるかも知れませんが、私は音楽に合わせて飛んだり跳ねたりするエアロビクスが気に入っています。

食べ物もそうですが、体に良いからといって不自然な食べ方をしたり、義務感にかられて運動するというのは、あまりお勧めいたしません。

苦痛を我慢するのではなく、喜びを感じて人生を楽しむことも、老化を遅らせる大きなポイントではないでしょうか。

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