ゾーンダイエット

サプリメント, 生活改善

シアーズ博士は、当初から高純度のフィッシュオイルを開発し、そのサプリメントを主力としておられました。

サプリメントというのは星の数ほどありますが、本当に良いものはほんの僅かです。その中で、博士のフィッシュオイルは医薬品レベルに純度が高く、私は義母の高血圧の治療で飲んでもらい功を奏したことがあります。

ゾーンダイエットでは「15秒処方」といって、忙しくて食事の改善が出来ない人は、このフィッシュオイルを毎日4粒飲むよう指導され、シアーズ博士ご自身も、永年に亘り毎日20粒ほど本サプリメントを飲んでおられるとのことでした。

しかし、120粒入りの瓶が日本では12,000円以上もして高価なうえに、シアーズ博士や義母は食事の改善と並行しており、食事に無関心な私の従弟に12本送っても、彼の循環器疾患には効かなかったようです。

したがって、症状のある人がサプリメントだけに頼るのは、あまりお勧めできないと思います。

ゾーンダイエットは「4・3・3法」といわれますが、これはカロリーベースで炭水化物40%、蛋白質30%、脂肪30%の割合で食事を摂るという意味で、シアーズ博士は、これをグラムベースに直し、脂肪:蛋白質:炭水化物を1:2:3とする「1・2・3法」で実施するよう勧めておられます。

その理由は「作りやすい」からで、例えば、蛋白質が100グラムあるとすれば、これを基準にして脂質を50グラム、炭水化物を150グラムとし、1枚のお皿を3等分して、1/3に蛋白質、2/3に果物・野菜・穀類の炭水化物、その上に少量のオリーブオイルやドレッシングを掛ければ完成です。

ここで、シアーズ博士は食品の質や量について、次のように述べておられます。

・蛋白質:低脂肪の蛋白質である魚とかチキンを、1食分は自分の手のひらサイズ。厚さも手のひら以上にしない。
・炭水化物:カラフルな色合いのもの、つまり野菜と果物を多くして、穀類は少なめで精製したものは良くない。
・脂肪(油脂):コーンや大豆、ひまわり、サフラワーなどの安いサラダオイル(オメガ6脂肪酸リッチな植物オイル)を摂らない。オリーブオイルやナッツ類を使用し、フィッシュオイル(オメガ3の脂肪酸)を摂る。

ゾーン生活の基本とされるのは「3時間処方」といい、1日3食のゾーン食に加えて、30~60分の適度な運動をし、20分間快適な椅子に座り、瞑想をしてストレス軽減を行うのが、生涯の健康のための薬と位置づけておられます。

「5分処方」といって、1日1食をゾーン社の代用食(ダイエットバー等)に替えるのもありますが、高価なだけでなく、3食のうちの1食をダイエットバーなどで済ますのは、寂しい食生活に思えないでしょうか・・。

その後ゾーン社では、ベーグルやピザ生地、穀物類などの手軽な食材が開発されましたが、日本では手に入りませんし、上記の「3時間処方」を色々な食材を使って「1・2・3法」で実施すれば、バリエーションもあって楽しめるような気がします。

シアーズ博士はアメリカの方なので、もとより「氣(生命力)」や「発酵食品」の概念は無く、炎症を防ぐためにポリフェノールが重要だとおっしゃっています。

それは、もちろん還元力を重視してのことで、「玄米も色素があるのでポリフェノールを含み、良いだろう」とおっしゃっていました。

博士は、「アメリカでは皆、ジャンクフードの苦しみから抜け出そうと奮闘している」とおっしゃっていて、ゾーンダイエットは恐らく画期的だったと思います。

しかしながら、「アメリカの健康状況を覆すのは不可能。でも日本は、アメリカの食べ物の嵐が上陸して間もないので、まだ希望がある」と述べられ、次のようにおっしゃっています。

「日本では、あまり難しいことではありません。魚が沢山あり、野菜や果物も豊富です。日本の伝統的な食生活を見ていくと、ゾーンダイエットというのは、実は日本の食生活にあったりします。ですから、日本の人たちは賢くこれを利用しなければなりませんね」

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