腹筋について

生活改善

本ブログの「老化について- 関節」の項で述べましたように、老化に備え、膝や足首の関節を健全に保ちたいなら、まず腰痛を起こさない努力をするのが合理的だと私は考えています。

腰痛は、二足歩行を始めた人間にとって宿命的な病であり、中腰はもちろん、同じ姿勢で動かなくても腰痛を起こし、動き過ぎても起こし、急に立ち上がっても起こしたりする厄介なもので、腰痛予防を心がけて無駄になることは決してありません。

腰痛予防には「腹筋・背筋を鍛えること」と、整形外科では必ず指導されます。

そこで、腹筋・背筋を鍛えるべく、私も20年ほど前からスポーツクラブへ通い始めました。

多忙を極めていたので、週に1時間ほどしか時間が取れず、私にとって最も効率良くできるものを「1つだけ」と、エアロビクスを選びました。

その理由は、音楽に合わせて体を動かすので楽しめること、縦揺れの負荷を骨に与えられること、跳躍では体幹も鍛えられて腹筋・背筋にも役立つだろうと思ったからです。

運動を始めて判ったことは、「どうもお腹が大切らしい」ということです。

そして、自分の時間が多くとれるようになった現在、興味のあるプログラムを色々とやってみると、腹筋というより「腹部」をシッカリさせることが何につけても重要に思えてきました。

中医学でも「丹田」という下腹部を、「心身の根本」として重視しています。
丹田(正丹田)は「氣」を集めて練る場所で、スポーツのような肉体的なものとは違いますが、私には混然一体としているように思えます。

例えば、あるプログラムで「お腹を締めて」と言われ、力を入れて支えているつもりでも、フッと考え事をしてしまうとバランスを崩してしまいます。

これは、腹筋というよりも意識ではないかと思うのです。

意識というのはエネルギーをもつ「氣」ですから、「氣」の世界でも腹部の重要性に行きつき、肉体的な方向からも腹部の重要性に行きつくのではないでしょうか。

そして、医学・生理学的にも、腹部は最も重要だと思っています。

ちょうど、アメリカのスタンフォード大学・内科医のアルバート・エイブラムス教授が波動を発見し、それを中医学の氣功と比較検討してみると同じものと思われるように、別々の方向から見ても重要なものは同じで「真理はひとつ」と思えてきます。

アスリートの方に伺ったことは無いので分からないのですが、自然療法に「イメージ療法」というのがあるように、運動の世界にも「イメージトレーニング」というのがあると聞いています。

案外、アスリートの方たちのほうが医療関係者たちよりも、意識の重要さや「氣」の世界をすんなりと理解できるのではないかと考える今日この頃です。

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