食後3時間について

生活改善

近年は健康情報過多の時代で、しかも情報が細かくなっています。

「○○が△△に良い」というのが山のようにあり、何かのために特定のものを摂るというのは分かりやすく、万人受けするのだと思います。

しかし、健康のために何かを摂ることよりも、代謝を乱すものを摂らないことの方が遥かに重要ですし、食事の内容や食材についても「絶対」は無いと思っています。

例えば、食品を広く深く調べていると、納豆ほど良い食べ物は無いと思われて、「納豆は世界でいちばん良い食べ物です」と私はいつも申し上げています。

ところが私は九州生まれのために、不幸なことに納豆があまり好きではなく、気が向けば食べる程度です。
可能な範囲で毎日食べるのは、海藻と上質な梅干しですが、それも外食や旅行のときは食べないことが多いです。

義務感をもつとストレスが生じかねませんので、大まかに心掛けて楽しく過ごす方が得策です。

その程度でも、朝目覚めたときに不調を感ずることはありませんし、たまに悪いものを食べたとしても、食養生を基本にしていれば健康を損なうようなことはありません。

ただ1つ、私が必ず守ることは、夕食後から寝るまでは3時間(最低でも2時間半)空けるということです。
これなら誰にも迷惑をかけず、自分の意思ひとつでいつでも実行できます。

私たちの体は、寝ている間に修復・再生が行われ、翌日の活動エネルギーも合成されますので、夕食は極めて重要で、それらが充分に体内で活用されるよう消化吸収されていなければなりません。

ヒトの食性は穀類ですから、翌日に活動する予定があれば、麺類でも良いので主食を召し上がることをお勧めします。
液体は、おそらく30分程度で吸収されますので、お酒などは就寝の30分前には切り上げると良いでしょう。

肉の脂は消化に時間が掛かり、特にバターは12時間も掛かってしまいますので、バターを含む料理やお菓子は朝からお昼までの間に召し上がるのがベストです。

消化されないうちに寝てしまうと、消化器や体内システムに負担を掛けるだけでなく、体脂肪となって蓄積され、慢性病の原因となります。

ただし子供は、生命力が旺盛で代謝も活発なので大人ほど心配は要りませんが、日本人の体質は、飢餓に強く過食に弱いため、子供の代謝障害も増えています。

そのほか、だらだらと食事をしたり、のべつお菓子などを口にしていると、口腔内の唾液による殺菌・洗浄のシステムが機能できず、虫歯の原因にもなりかねません。

以前に読んだ文献で、おばあちゃんが畑で孫の面倒をみるのに、缶ジュースに小さな穴を空け、そこから少量ずつジュースを舐められるようにしていたら、孫の歯が全部ボロボロになってしまったといいます。

たとえ甘いものを食べたとしても、充分に口の中を休ませていれば、唾液によって修復されると思われますので、人間は食べ続ける生活をしてはならないようにつくられた動物なのだと思います。

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