心因性高血圧

生活改善, 食養生

脳はだまされやすく、頑固な器官です。

2014年の春、予防医学の「医道○○クリニック」が品川にオープンしたとき、会社の方針で受診することになりました。

方向音痴の私は予約時間に遅れそうになり、何とか到着して血圧を測ったところ高値で、簡易な遺伝子検査によると「高カロリー志向で内臓肥満」、唾液のストレスチェックでは「体が酸化していて動脈硬化の可能性あり」と診断されました。

極めつけは、「歯の詰め物を約67万円の物に変えなければ、脳に毒素が回り病気になる」とのこと・・・。

もちろん現実は、体内成分や血管年齢、血液データ、氣功師診断など、仕事柄あらゆる方面から自分の身体を把握していましたので、真逆の医道○○クリニックの診断は無視しました。

ところがそれ以来、私は外で血圧を測ると異常に高くなります。つまり、心因性高血圧です。

これを治すには、毎日血圧を測り、脳を納得させるしかありません。

自宅で毎日測り、次にスポーツクラブなどで測っているうちに、外でも本来の血圧値が出るようになりました。

そうして、すっかり心因性高血圧を克服したと思った私は、血圧測定をやめてしまい、先日、2年弱ぶりに献血ルームで測定したら、なんと170-117mmHgもありました。

私は忘れていたくらいなのに、脳はすっかりトラウマになっていたようです。

自分の最高の主治医は自分自身ですから、高血圧の要因である食事・運動・持続的ストレスを自己分析しましたが、どれも当てはまらず、やはり心因性しかありません。

帰宅後すぐに自宅測定を開始し、日ごとに下がってはいきますが、元に戻るのに1週間近く掛かりました。特に最低血圧は細血管を反映するようで、緊張度合いが影響しやすく時間が掛かります。

献血ルームだったので良かったものの、これが病院だったら、すぐに降圧剤を処方されたことでしょう。

降圧剤を服用すると、体はそれに対抗し、必ず血圧を上げる方向へ変わっていきます。

私以外にも、心因性でありながら降圧剤を処方される患者さんもあるのではないかと思うのですが、「隠れ高血圧」のように病気と捉える研究は進むのに、心因性のように病気ではない高血圧の研究データは見当たりません。

「検査」というのは、私は「し過ぎないのが良い」という立場をとっておりますが、自分を守るためにも血圧は毎日測るのが良いようです。

 

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