治療の是非

代替医療, 生活改善

治療の是非の判断は、日常生活に支障を来しているか否か、が大切ではないでしょうか。

支障の度合いが低ければ、本ブログ「健康という病」の五木寛之のように、自助努力で解決することも多々あります。

以前、米国の女優が「乳癌の遺伝子があるので、事前に乳房を切除した」というニュースがありましたが、遺伝子が総てではなく、食事や生活改善で発症を避けることは充分可能です。

薬物を長期に投与すると、体はバランスをとろうとして、薬で抑えている症状を育ててしまう側面があります。

長期投与していた薬を突然やめると、「リバウンド」といって、急激に症状の悪化が見られるのはそのためです。

私の長女が1歳になったとき、私立の保育園に預けたことがあります。私立ですので親が依頼すれば服薬の代行もあり、T女子医大の医師の娘さんが、毎日1回に4~5種類のアトピーの薬を飲まされていて、私は「まだ1歳なのに、これでは本物のアトピーになってしまう」と思いました。

その後、長女が区立の保育園に移り、保母さんに「アトピーかも知れません」と言われた時、私は「彼女はいま塀の上を歩いていて、こちらに落ちるか向こうに落ちるか、私がいつも見ていますので大丈夫です」とお答えしました。

アトピーの原因はとても多様で、ストレスも関係するらしく、月曜日になると痒みを訴えます。「痒み」というのは生活に支障のある症状ですので、市販の「オイラックスクリーム」という軽い痒み止めを塗って遣り過ごしました。

小学校低学年まではオイラックスクリームを痒みの応急処置として用いましたが、3年生くらいになると、いつの間にか痒みも無くなり治ってしまいました。

最近の親御さんで、化学薬剤を嫌うあまり、子供が痒がってもワセリンしか塗らない方もいらっしゃって、掻いて血だらけになったり、油分をいつも与えることで皮脂の分泌が悪く、カサカサの皮膚がフケのように落ちたりするのを見ると可愛そうでなりません。

長女が成長したころから生命科学の分野が盛んになり、分子生物学者が「離乳食を前倒しにするのは危険だ」と公表しているにも拘らず、医療現場には届いておりません。長女は生後5か月で離乳食を指導されており、なぜ素直に従ってしまったのか、と今更ながら悔やまれます。

 

つい先日、「健診で炎症反応が出て精密検査をしたら潰瘍性大腸炎(クローン病)が見つかり、すでに20年治療を続けている」という方を知りました。

残念に思ったのは、炎症反応の精密検査で発見されたのなら、自覚症状は乏しかったと思えるのに、すぐ薬物治療を始められたことです。

和歌山で代替医療をされている西本クリニックの西本真司院長は、研修医のころに潰瘍性大腸炎を発症され、服薬治療で改善しないため仕事を休まれたところ小康を得られました。

そこで復職されると再び悪化して、「薬では治らない」と判断され、化学薬剤に頼らない総合的な方法で完治し、現在はご自身のクリニックでクローン病をはじめとする難病を治療しておられます。

服薬治療で症状と共存されている方に余計なことは申せませんが、まだ自覚症状が乏しい時なら、ぜひお伝えしたかったと思います。

「原因の分からない難病」とされる疾患ほど、薬剤で体を刺激せず、食事・登山・音楽療法などホリスティック(全体的)な治療が近道かも知れません。

Post a comment