動物性と植物性の兼ね合い 2

生活改善, 老化, 食養生

体調に不快感があるとき、リセットするために動物性食品をカットして、以前は何の違和感もありませんでした。

ところが、日常食が魚料理過多になってからリセットを試みたら、初めの2~3日にエネルギーが足りない感じがして、よく耳にした「肉を食べないと力が出ない」という人の感覚はこういうことか・・と思いました。

つまり、肉がベースの人は魚だけでは力が出ない、魚がベースの人は植物性だけでは力が出ない、ということに今更ながら気付いたわけです。

私たちは他の生物を食ベることで生きていますが、すべての生物のタンパク質は遺伝子を構成するための情報を担っています。

それら他生物の遺伝子情報は、体内で解体し無毒化することが必要で、それが消化の意義だと生命科学では結論付けています。

人体にとって植物性タンパク質は無害ですが、動物性は遺伝子情報が自分に近くなるほどノイズとして干渉し、代謝を乱す危険性が高まります。

魚食が圧倒的に増えても私の体調が変わらず良好だったのは、環境や生活の好条件だけでなく、体調を維持するために体内の消化・解毒システムがフル回転していたのだと思います。

そのフル回転の状態が日常的に定着したときに、急に動物性を止めたわけですから、私の消化・解毒システムは混乱したに違いありません。

これが獣肉ベースの人なら、なおさらのことでしょう。

戦国時代の武士たちは、5穀類(玄米・麦・粟・豆・稗または黍)を1日に1人6合も食し、あとは塩・味噌・梅干し・たくあん程度で、重い鎧兜を身に付けて大太刀や槍を振るう体力を有していました。

自然医学の森下博士は、「良質の人体タンパク質は、植物食によってのみ製造される」、「植物性炭水化物を動物性タンパク質に造り変える機能こそ、動物体が秘匿する最も原始的な生理である」とおっしゃっています。

玄米・雑穀はヒトの食物として真のバランス食で、ここに充分な天然塩を加えれば完全食です。
副食というのは、主食が白米になって、不足分を補うために摂るようになったと考えられています。

では、飽食の現代に、動物性と植物性はどのような兼ね合いが良いのかと考えると、以下の3つのどれかなら、健康管理のために可能な範囲ではないでしょうか。

御飯+味噌汁+漬物のほか
・毎日、主菜は1人前の量の魚などを1品、副菜として野菜・海藻類で必要分を補う
・週に2~3回の宴会があるなら、週の半分以上を植物性の食事を摂る
・平日5日間は日々食が乱れるなら、週末の2日間に玄米と植物性でリセットする

Post a comment