子供の食育

生活改善, 食品, 食養生

幼少期からの食習慣は、その子の体質に大きく影響します。

食の好みというのは習慣ですから、3歳くらいまでに野菜と魚には慣れたほうが良いと思います。

そして、添加物を避けること。

特に病気が無ければ、その2点を注意するくらいで良いのではないでしょうか。

自然医学の森下博士は、「体質」は「血液の質」であると述べておられ、家族の体質に遺伝的素因があると思われる場合は、食事を変えることで発症を防げます。

野菜と魚に慣れていない子は、大人になっても好きになれない傾向がありますが、肉と菓子類はそうではなく、とても親和性が高いようです。

添加物は人工合成物が多いので、摂り続けていると代謝を乱し、永いあいだには毒物が蓄積しますので肝臓・腎臓を痛め自然治癒力を損なうばかりでなく、ガンやアレルギー体質の原因にもなります。

環境や空気と違って、食べ物は自分の意思で選べますので、せめて自分で買い物をするときは添加物の無い物を選びたいものです。

私は子供が遠足などで買い物をするときは、「袋の裏を見て、カタカナがいっぱい書いてある物は毒だよ」と教えていました。

幼児の体は新品ですから、本来の代謝機能をなるべく保ってやるのは親の責任だと思っています。

「食育」という言葉は、現在では独り歩きして内容が理解されていないようですが、元々は日本の食医といわれた石塚左玄が以下の内容で提唱したものです。
――――――――――↓
幼い頃はカリウムの多い食事(野菜)で、聡明さと体を養成し、思慮や忍耐力や根気を養う。また道徳心や思慮を必要とする場合もカリウムの多い食事にする。社会人に近づくにつれ、ナトリウムの多い食事(動物性:魚介類)にしていくことで、学んで得た才と力を養う。ただし多すぎると智も才も命も縮める。
――――――――――↑

このように、食べ物というのは、心身の育成や人格形成にも影響すると、食養学でも自然医学でも考えています。

だからといって、玄米菜食で慢性病を治した方のご家族などで、小学生にも玄米のお弁当を持たせる方がいらっしゃいます。

確かに、給食というのはコストも関係するのか肉料理が多く、食養生には程遠いものですが、病気でもないのにお弁当というのは私は賛成ではありません。

なぜなら、家庭に次ぐ小社会である学校の中で、健康な子供が食事を理由に孤立するのは別のマイナス要因が生ずるように思うからです。

そこで学校の給食については、私は子供に「家の食事に出ないものを食べられて『ラッキー!』と思って食べなさい」と言うことにしていました。

健康というのは極めて総合的なものですから、苦肉の策ではありましたが、戻るべき食の原点を幼少期に教えておいてあげれば、いつでも取り返しがつくだろうと思うのです。

Post a comment