子供の味覚

生活改善, 食品, 食養生

食と健康を真摯に研究する人は、誰しも自分自身を実験台にしていると思います。

その場合、幼少期については記憶でしかありませんが、赤ちゃんを授かれば、リアルに観察と実験ができて興味深く、参考になります。

子供の味覚はとても敏感で、薄味で自然の味に慣れさせると、添加物のあるものを「不味い」と言うようになります。

また、子供が苦いものを食べられないのは、誤って毒物を食べないためだと言われていますし、辛いものは刺激が強すぎて食べられません。

最もドラマティックだったのは、砂糖と肉についてです。

甘いものは中毒性があり、日本人の半数が糖質中毒だと数十年前から指摘されています。それほど親和性の高い(好きになりやすい)砂糖ですが、私の観察では肉も同様です。

私の子供は野菜スープの離乳食に始まって、幼児期の家庭内の食事は、動物性は魚、おやつは果物でした。たまに肉料理を与えると口から出してしまいます。

ところが保育園に行くようになると、予想どおり甘いお菓子は簡単に好きになり、肉もすぐに食べられるようになりました。

頻繁に食べるものが食の好みや体質にも繋がりますので、家庭で良いものを与えれば、平日の昼食は経験のひとつだと思っています。

子供が5歳前後のころ、「シゲキックス」という刺激的なお菓子が出回りました。昔から子供に刺激的な味が禁物なのは、味覚音痴になるだけでなく、心の状態にも影響するからだと思います。

菓子業界のビジネスでは、売れれば何でも良いかも知れませんが、亜鉛不足で味覚障害の若者が増えています。

亜鉛は生殖器系にも関係しますので、電磁波障害やストレスだけでなく、亜鉛不足も不妊症の一因だろうと思われます。

私の子供が高校生のとき、ニュージーランドに1ヶ月間ホームステイしたことがあります。

彼女の話によると、食事はもちろん肉食で、必ず真っ赤や真っ青など色の付いたデザートが添えられるとのことでした。

出されたものは感謝していただくのですが、終盤になると体中に湿疹ができ、「痒い、痒い」と言って帰って来ました。

これは排毒だと判っていたので病院には行かず、帰国して食事が戻ったらすぐに治りました。

体に毒素が溜まると、皮膚は最も効率の良い排毒器官です。多少不便かも知れませんが、体内に毒素を溜めないための防衛反応といえます。

時々、小さいお子さんをもつお母さんたちにセミナーをやって欲しい、と言われることがありますが、子供の場合は先が永いので、穀菜類が嫌いでなければいつでも取り返しがつくと思っています。

それよりも、年配の方は永年の毒素も蓄積し、そのための不調を抱える方も多い訳ですから、遥かに緊急性が高いと思うのです。

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