疲れにくい食事 1

生活改善, 自然医学

食を見直す機会を得たことで、ついでに食事における動物性食品の割合と体調の変化を色々と試してみました。

以前のブログ「動物性と植物性の兼ね合い 2」の中でご紹介した、「御飯+味噌汁+漬物のほか、主菜は1人分の量の魚などを1品、副菜として野菜・海藻類で必要分を補う」を採用すると、日常的には不具合など全く無く快調です。

仕事で動く程度の日常ならそれで良いのですが、翌日にハードに体を動かすときは、体力を維持するために夕食が重要になります。

夕食は翌日のエネルギーを蓄えるとともに体調を左右しますので、お昼は外食をしたとしても、夕食は考慮するのが得策です。

ちなみに、外食のときは普通の和食で白米か、お蕎麦です。

スポーツクラブのプログラムは、私の体感では強度が大きく分けて3段階あり、強度の高いものはボクシング、内太腿を鍛える筋トレ風プログラム、腹筋を鍛えるプログラムで、疲れにくければ楽しくやれます。

他にも中等度のプログラムなど含めて1日に3つは参加し、週に3日以上は行きたいと思いますので、それらを試しながら夕食の内容を変えてみました。

今回、色々と試した夕食は、以下の3つのパターンです。
1)上記同様「御飯+味噌汁+漬物のほか、1人分の魚などを1品+野菜・海藻類」
2)1)の中の魚をシラスや小エビに替え、あとは1)と同じ
3)1)の中の動物性をカットし、御飯+味噌汁+漬物+野菜・海藻類)

2)のパターンを設けたのは、私はベジタリアンではありませんので、ハードに体を動かすために小動物を少しは摂らないと不安だったからです。

教育とは恐ろしいもので、若いころから刷り込まれた現代栄養学の潜在意識は、体感で学習しないと変えられません。

結果は、2)と3)が良好で、特に3)が最も体力維持が確実です。ただし、玄米御飯0.5合をよく噛んでしっかり食べるのがポイントです。

玄米御飯は1日に1合、私は朝食を摂りませんので1回に0.5合。しかし、山登りの昼食やスポーツクラブに行く時の車中で食べる梅干し入りお握りは0.7~0.75合です。

昼食でやや多めの玄米を食べられるときは、たとえ睡眠不足でも、中等度以上のプログラムを4つでもイケそうな気がしますが、スケジュールの都合で外食のときはそうはいきません。

それでも、前日の夜に玄米御飯をしっかり食べておけば、14時まで何も食べずに、朝から中等度のプログラム3つはこなせます。

戦国時代の武士たちは、5穀類(玄米・麦・粟・豆・稗または黍)を1日に1人6合も食し、あとは塩・味噌・梅干し・沢庵だったそうですから、さぞかし体力と持久力を有していたことだろうと思います。

しかし、誰もがすぐにそうなれるわけではありませんので、次回はそこへのアプローチを書いてみたいと思います。

Post a comment