心不全と呼吸困難

病気

私は殆どの不調を自分で治療するため、かかりつけ医をもちません。

しかし今回は、応急処置をしなければ危険な状態だと思いました。

急に医療機関を探すというのはクジ引きのようなものですが、実はコツがあります。

まず、循環器内科専門で年配の男性医師を抽出します。

若くても経験を補う思慮深さをもつ、女性でも冷静な観察力と判断力をもつ医師も稀にいらっしゃいますが、急ぐときは確率の問題でカットします。

長野県で探しましたので、ちょうど軽井沢の坂を下りた先に「ホームページも無いのに混んでいる」クリニックがあり、直感でそこに決めて、開院前でも番号札が出るそうなので早朝すぐに出発しました。

クリニックの駐車場につくと、「俺、ここで待ってるから」と夫が言うのでビックリしました。

彼らしいのですが、「普通は付き添って、受付作業などをやってあげるものなんだよ」と言うと理解したようで、その後はよくお世話をしてくれました。

クリニックは思った通り当たりクジで、的確な検査と診断がスピーディーで、入院を想定し医療センターを紹介されました。コロナとインフルエンザ抗原の(-)を確認して移動です。

医療センターでは、造影剤CTスキャンほか心不全にまつわる検査を行い、そのまま緊急入院となりました。

心不全というのは、1回の心拍で充分な血液を送ることも回収することも出来ず(頻脈が続くとこうなります)、顔や手足がむくみ、肺や腹部にも水が溜まって呼吸困難になります。

通常は何らかの病気があって心不全に至ることが多いらしく、「ストレスではこんなふうにならない」と、血液も数日にわたり大量に採血して検査しましたが、どこも悪いところはありませんでした。

初診の時に血液検査を見せていただいたら、貧血気味であることに気付き、そこで私はようやく今回の病に至った流れが解明できたのでした。

もちろん、自然医学的見解と現代医学の見解には相違があり、それは後日書いてみたいと思います。

ひとつ入院して良かったことは、「私は心因性の高血圧です」とお伝えし、初診時に上が160mmHg 台、下が100mmHg 台もあったのが、病院に1泊すると翌日から上が100~120mmHg 、下が80mmHg 前後と自宅での数値と同様になることを知りました。

病院に限らず外ではどこで測っても心因性高血圧になりますので、「1泊すれば心因性が解除される」とは嬉しい発見でした。

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