かつて加齢による疾患と考えられた「成人病」は、その後の調査から、1996年(平成8年)に「生活習慣病」と改名されました。
その理由は、成人病と呼ばれた脳血管疾患、心疾患、糖尿病、痛風、高脂血症・・・などの慢性病の原因が、加齢よりも、食事や運動ほかの生活習慣および環境の悪化によって発症することが明らかになったからです。
それはもちろん、日本人の食の欧米化が深く関わっています。

それでも当時は、癌を食事療法で治すというと、実際に治癒する人が多数いらっしゃるにも拘らず、鼻で笑われる時代でした。

近年になって、ようやく癌も生活習慣病であることが理解され、予防が可能であることが受け容れられるようになってきたのです。

生活習慣病は別々の病気ではなく、大まかに以下の道筋の上にあります

生活習慣病は別々の病気ではなく、大まかな道筋の上にあります

ですから、未病に始まって癌に至るまで、予防も治療も方法は同じです。

この道筋のどこかで、化学薬剤を長期に使用すると、身体の治癒システムがバランスを崩し、余病をひき起こしてしまいます。

薬剤が必要な時もありますが、体内システムが異物に反応して正常なバランスに変化を起こさない程度の短期間で、応急処置として使用されることをお勧めします。

予防の場合、食養生で日常的に心身をつくり上げておけば、自分の健康に自信を持ち、むしろ自由で開放的になれるでしょう。
治療の場合は、病気の重症度にもよりますが、本当に治したいのであれば真剣に行わなくてはなりません。特に癌では病勢との競争になりますから、徹底した治療食を行います。

しかし、現代人は様々な理由で昔の日本人よりも体質が悪くなったことに加え、食材の力も時代とともに低下して、食事療法だけで癌を治すのは難しくなってきました。

癌の自然療法において食生活の改善は必要不可欠ですが、それ以外に温熱療法をはじめとする代替医療、あるいは短期的な先進医療を組み合わせるのが改善への近道だと思われます。

本サイトの具体例では、「がんの予防食」と「糖尿病の治療食」についてご案内いたします。

前述のとおり、予防も治療も基本は同じです。特に症状が無く、予防だけであれば食事の幅が広く、症状があって重症なほど食事の幅を狭めた「基本食」というものに近づけます。